Fish Story まとめ

昨日は、本当にありがとうございました、

こんなご時世、って言い過ぎだけど、全員がライブを楽しむ為に同じ方向を向けた日だと思います。

まず simsiis、

なんと僕ら、一回も対バンしていないんです、実は、まだ彼らがライブをしていない時に、デモ音源を聴かせていただいて、とてもビビっとくるものがありました。超オタク向けエモを咀嚼し、その上で透明感の朝靄みたいなボーカルが流れる、本当に今までなかったバンドで、それを同じ地元で見つけられて本当に嬉しかった。それでライブに通って仲良くさせてもらって、気づいたらめちゃくちゃ仲良くなって、

「あれ?まだ対バンしていませんでしたっけ!?」

って思った。外灯とアパートをカバーしてくれた時は本当に心が危なかった、初めての対バンで音源もない(まだその時は)曲をsimsiisのアレンジ、咀嚼で吐き出してくれて、バンドとして本当に満たされた瞬間でした、なにより本人たちが気に入ってくれてて、もう好きが溢れました、これからも末長く、、どうか、、、

そしてWITH US

この日共演したバンドの中では、一番対バンしてて、もう楽屋にいると落ち着きます、頼れる運動部の先輩って感じです、おこがましいですが、、その一緒だとくっついちゃいます、1日、

「馴れ初めなんかないです」ってMCで言われて、なんかWITH USらしく僕らとの関係を表してくれたのかなって勝手に思って、なんか面白いとリスペクトが一緒に上がってきました笑

WITH USも、僕は最初はただのファンで、

なんというか、オルタナティブって、

刃物みたいな側面と鈍器みたいな部分があると思うんですが、どっちも持っているバンドです、、

完璧なまでの攻撃力、

ドラクエだったらバトルマスター

FFXだったらアーロン、

デュエマだったらスピードアタッカー1マナワールドブレイカ

みたいな前傾姿勢ゴリゴリ、

このバンドを見る時は痛みを感じたくて、ずっと右の太ももをゲンコツで叩いています。

本当に好きっていうより惚れたバンドです、

3yearsが反則すぎる。

そして、TIDAL CLUB

生活の中のドロっとした怠惰とか焦燥感を、まるっきりワントラック約三分間に落とし込んでる、弱者の味方です、

実は一番付き合いが長く、ギターボーカルのカメオカ先輩は高校一年の時から可愛がってもらってます。

そもそも、タイダルより先に組んでいた藍色イマージュというバンドがありまして、当時、軽音部入りたて、人脈も友達もいない、バンドなんてまだまだな僕が一番影響を身近で受けたバンドヒーローでした、あまりの興奮に、

「絶対対バンしにいきます!」って口走って、それも快く、承諾してくれた優しすぎる人です。

だって僕は高校一年でカメオカ先輩は三年、学生としてはもうめちゃくちゃ雲の上じゃないですか、2個上って、、今ではこうやって対バンして、カメちゃんなんて調子乗って読んでも、全然叱ってくれないです、いつも生意気でごめんなさい、

企画が終わった後2人で僕の家に泊まったんですが、母親から「あんたお兄ちゃんみたいに心を許してるよね」って言われて、たしかにお兄ちゃんみたいに思ってるなぁとしみじみ実感しました。

本当にリスペクトで溢れているバンドです、

時計の秒針をじっと見つめて、今までの後悔をどう立ち向かっていくか、って考えた30分感を見せてくれました、本当にすごい、しか言えない


そしてこのタイテを組んだのも思惑がありまして、普通のイベントってなんとなく、信頼が置いているバンドを後、若手を最初にする節があると思うんですが、今日は自分たちがトリ、

CDの曲を一つ一つ、大事に順番を組むようにいっぱい考えて組ませていただきました、

simsiisで夢の中みたいな空間に滑り込ませ、

WITH USで血液が逆流するような痛みを咬ませて、

TIDAL CLUBで走り出したくなるような焦燥感を腹パンかの如く打ち出す、

全バンド、どの順番に来ても最高なバンドばかりなので、僕の思惑にバッチリハマったパンチのある空間を出せました、

そして最後に僕ら、

この3バンドで緊張感マックスの中、ひさしぶりにライブができることに高揚し、

とにかく一瞬みたいな30分間でした、

なにより、どのバンドがやる時でも、演者が全員フロアにいて、めちゃくちゃ嬉しかった、

こんなことあまりないよ!って言われました笑

アンコールもいただいて、嬉しくてライブハウスに確認できてませんでした、フライングサンごめんなさい。

本当に仙台でやっていく事に間違いはなかったって再確認できた日でした。

もっともっとやりたい事がいっぱい!!

外灯とアパートのMVもほんっとうにいろんな人が聞いてくれて、一日中スマホが鳴りっぱなしでした、Twitterうるさくてごめんなさい…

ほんっとうにこんな素敵な作品を作ってくれた、トメさん、いぶきさん、

感謝しても仕切れないです。

大袈裟じゃなく、時代を作ります、

これからどうぞ、鉄風東京をよろしくお願いします。